2014年05月11日

トモ子ちゃんコレクション

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元祖ジュニアアイドル松島トモ子ちゃん。
激動の昭和を可愛らしい笑顔とクリクリお目目で日本中を癒した聖少女です。

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雑誌「少女」付録、「四色プロマイド五十三枚」 光文社 昭和30年
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同上の中身からトモ子ちゃんのカード。左のパッチリお目目の幼女が松島トモ子。右の少女は美空ひばり。ひばり姐さん、この頃からすでに貫禄がありますね〜

昭和20年、満州生まれ。子役時代の活躍のほどは当時の資料などから想像するしかありませんが、昭和20〜30年あたりの少女雑誌で頻繁に目にしますね。テレビ、ラジオ、雑誌など、メディアからひっぱりだこの人気者だったことがうかがえます。

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「少女ブック」(発行年不詳 集英社)付録のプロマイド。

ご覧の通り、松島トモ子の少女期の可愛らしさは目を見張るものがあります。ミネラル麦茶のCMや、ライオンに襲われたというショッキングな逸話で知られる不思議なキャラの方ですが、歳を重ねてもどこか天真爛漫な雰囲気のある方ですね。

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当時の少女雑誌の付録。プロマイドや栞など。

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なんという可愛らしさ!「なかよし」2月号付録。昭和30年あたりのものでしょうか。

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敗戦間もない当時の日本を癒しまくった聖少女トモ子ちゃんですが、彼女自身もその笑顔の背景にはやはり激動の時代を背負っていたようです。wikiを読んではじめて知ったエピソードなので、詳細はそちらを読んでいただくとして、こちらでも少し端折って紹介します。

1950年11月、元日本兵が戦犯として収容されていた巣鴨プリズン近くにある米軍専用の劇場に、当時5歳の幼女だった松島トモ子が招かれたことがありました。司会者は、トモ子の父がシベリアに抑留され生死も不明、母と二人かろうじて帰国したと紹介され、会場は静まり返りました。まもなく法被姿に鉢巻をしめ大きな目をした5歳のトモ子が「かわいい魚屋さん」の踊りを披露したところ、観覧していた約一千名の元日本兵たちは涙を流し深く感動したそうです。彼らから何度もアンコールがあり、彼女もそれに応え可愛らしい踊りを何度も演じたとのことです。泣けるエピソードですね〜

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当時の洋裁雑誌などでもモデルとしてしばしば登場しています。「主婦と生活」昭和30年7月号付録「夏のこども服」

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「主婦と生活」3月号付録「子供のスタイルブック」奥付が破れていて発行年不詳なのですが、昭和30年あたりのものでしょうね。

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当時の少女スターたちの背比べ。雑誌「少女」昭和28年6月号 光文社

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「主婦と生活」昭和29年7月号付録

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「少女ブック」昭和32年3月号
posted by 八竹彗月 at 01:01| Comment(2) | コレクション
この記事へのコメント
ワタクシは前髪パッツンにすごく弱く比較的最近では川島海荷やジュニアアイドルの安藤穂乃果なんかが前髪パッツンにして破壊力が何杯にも増した事があったのですがまさかミネラル麦茶のトモ子ちゃんがこんなにパッツンだったとは…
うぐっ!
Posted by dekoya at 2014年05月26日 11:10
前髪パッツンな感じって、お人形っぽい純真なイメージがあって可愛いですよね^^
松島トモ子さんは、昭和20〜30年代の少女雑誌ではかなりの頻度で登場しますが、当時のイラストの潮流も、それまでの夢二風の儚くか弱い少女から、松本かつぢのクルミちゃんなどの明るく元気な少女像に変化していきます。彼女はそういった時代の空気が求めた理想のジュニアアイドルだったのでしょうね。
Posted by イヒ太郎 at 2014年05月27日 11:42
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