2014年04月05日

大正少女桜

花見記事関連で続けて、大正時代の少女雑誌「少女世界」の大正7年(1918)4月号より、桜にちなんだ雅なページをご紹介します。

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花枝さんと菫さんとは、お庭一面に散り敷いている桜の花びらを拾って、玩具の車に入れました。これから二人は病気で寝ている波子さんの所へ、お見舞いに行こうと相談をしております。
「桜の花びら」吉岡千種(よしおか ちぐさ):絵


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お庭の桜の花が、きれいに咲きました。暖かなお縁側で、春子さんは妹の花ちゃんの玩具に、風車をこしらえております。皆様も次に添えてある色紙を切り取って、こしらえてごらんなさい。これが前号でお約束をした付録であります。こしらえ方は第三十九ページに書いてあります。
「かざぐるま」佐藤三重三(さとう みえぞう):絵


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「花ざかり」
桜の花が咲きそろいました。柔らかな若草の上で、摘み草をしている子供もあります。目隠しをしている少女もあります。私たちも早くお花見に参りましょう。


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「見渡せば、花より外の色もなし」
懸賞ページの入賞者発表ページ。読者の少女たちから送られてきた達筆なお習字。見事なものですね〜
posted by 八竹彗月 at 20:31| Comment(0) | 古本
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