2013年05月26日

夏の婦人子供服の作方

昭和10年発行の『主婦の友』6月号付録『夏の婦人子供服の作方』(主婦の友社)から、夏のレトロ少女ファッションをご紹介します。

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日傘とおかっぱ髪。背景に大胆な青空のデザインが敷かれているのが絶妙です。

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壮観なちびっこファッションショー。

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麦わら帽子とおかっぱ髪の組み合わせも美しいですね。

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昭和10年というと1935年ですから、1925年にフランスで興り世界中で大流行したアールデコのデザインの影響を色濃く受けている時代ですね。この時代はファッション、建築、装丁、ポスター、などいい雰囲気のアールデコテイストのものが多いので好きです。この付録冊子の表紙デザインや広告などにもその影響がみられます。ちょうど推理小説が日本に定着するのに多大な貢献をした雑誌『新青年』が発刊されていたのもこのあたりの時代で、乱歩、夢野、小栗などの探偵小説界の巨人たちの当時の装丁の多くもデコ調でしたね。

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ビビットな色使いの中に小気味よく繊細なパーツを組み入れる感じのファッションが心地よいです。

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モノクロの解説ページに載っている仕上がり写真。

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和洋折衷のモダンな感じがいいですね〜
posted by 八竹彗月 at 16:44| Comment(5) | 古本
この記事へのコメント
いや〜いいですね、こういうの☆
特に最初の日傘とおかっぱ髪のビジュアルの構成とかシンプルであたし好みですw
Posted by dekoya at 2013年05月29日 11:38
時代を反映してか大胆にシンプルな図案をあしらったデザインのページが多いですね。
シンプルな幾何形を基本にしたデザインというと、アールデコのほかにロシア構成主義やバウハウスとか思い浮かびますが、昭和モダニズム礼賛者としてはアールデコに惹かれます。
Posted by イヒ太郎 at 2013年05月30日 02:56
少しは落ち着いてきたもののまだまだ生活に余裕はないですが、そのうち東京都庭園美術館でも行きませう☆
アールデコ建築ですけどぅ〜。
Posted by dekoya at 2013年06月01日 14:26
あ、庭園美術館は改装工事中で来年中に公開再開なのでかなり先の話になりますねw
Posted by dekoya at 2013年06月01日 14:30
東京都庭園美術館、建物自体がアート作品のような感じのようで面白そうですね〜^^
復旧工事もさながら油絵の修復作業めいた感じみたいで、公開が待ち遠しいですね。
Posted by イヒ太郎 at 2013年06月03日 04:08
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