2012年06月05日

ぶらり趣味の旅

晴れ日本のKawaii(カワイイ) 展
弥生美術館ははじめて行ったのですが、東京大学の隣にある昭和レトロな佇まいの建物でした。昭和59年(1984)6月1日に、高畠華宵の大ファンであった弁護士の鹿野琢見が華宵の絵を展示する目的で建てたのが弥生美術館の成り立ちのようで、たしかに、商売っ気の無い庶民感覚の内装で、展示物への照明が一部寿命がきててチカチカしてたのが微笑ましく感じました。1、2階が企画展示の「カワイイ展」をやっていて、3階が常設の高畠華宵コレクションの展示、連絡通路で繋がっている別館では竹久夢二のたくさんの作品が堪能できます。平日だったせいかほとんど人気が無くじっくり鑑賞できました。中原淳一、松本かつぢ、藤田ミラノ、内藤ルネ、水森亜土、田村セツコなどなど、昭和の少女文化を代表する著名な作家の原画や当時発売されたグッズ類などが集結していて見応えがありました。そういった定番の作家だけでなく、少女雑誌の付録につけられた今はあまり知名度の低い絵師の描く絢爛な双六や、儚い叙情性をたたえた少女画を描く佐藤なみ子のレアな作品なども素晴らしかったです。
画像はエントランスの売店で購入した身長12センチくらいのミニ文化人形。
P6040045.jpg

晴れ第25回東京国際ミネラルフェア
ついでに開催中の新宿のミネラルフェアに足を伸ばし、鉱物美を堪能。とくに例年と変わったモノは見当たらず。企画展は水晶で、鉱物マニアの伝道師堀秀道氏のレア水晶コレクションなども展示されていて目の保養になりました。欲しい石は数あれど、懐具合と相談し値段との兼ね合いで毎年出店しているモロッコ産の鉱物や化石を扱うドイツの店で2点ほどゲット。
P6040093.jpg
モロッコ産のバナジン鉛鉱。樹脂光沢の鮮やかな赤の発色につられてゲット。結晶の群生の仕方がユニークです。
P6040094.jpg
モロッコ産のコバルト・ドロマイト。母岩の岩っぽいものが付いているものを選んで購入しました。いかにもそこらに落ちてる石っぽい母岩にピンクのキチッとした結晶が覗いてる風情がたまりません。

晴れ神保町散策
さらにものはついでと疲労をねじ伏せて神保町を散策。オンラインショップではめぼしいものが無いのに店舗に行くとなぜか掘り出し物がよくあるお気に入り店のみわ書房に行く。やはりありました。古いきせかえ本とぬりえと赤ずきんのジグソーパズルをゲット。そのまま帰ろうかと思いましたが、いつもは行かない裏道を散策してると、外国絵本専門の店のワゴンでいい感じの中国トランプがあったので2個ゲット。さらにマンション2階で怪しい本ばかり扱ってる店で昭和11年の『少女倶楽部』をゲット。カラーグラビアなどいろんなページが破りとられた悲惨な状態だったため安く買えましたが、美品だと万単位のプレミアが付く雑誌なので仕方ないですね。
P6040056.jpg
(左)中国の観光名所をあしらったものでしょうか。単色の版画で水墨画のような奇観が描かれています。(右)『紅楼夢』と題されたトランプ。紅楼夢とは、18世紀中頃に書かれた中国では有名な長篇小説のようで、何度も映画やドラマになっているそう。これは、その映像化された『紅楼夢』の各シーンをトランプにしたもののようです。画像のような可愛らしい美女と中国の景観がマッチしたいい感じのカードばかりでなく、変なおやじのカードもあり、見てるだけで面白いです。
P6040089.jpg
神保町で本を買うとこういうロゴの入った袋に本を入れてくれます。
P6040062.jpg
昭和11年『少女倶楽部』より。愛らしい叙情画がいたるところに描かれています。
P6040063.jpg
松本かつぢの漫画「トントントン子」
P6040069.jpg
小説に添えられた蕗谷虹児の挿絵。
posted by 八竹彗月 at 06:37| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
お!弥生美術館行かれたのですね^^
何年か前に一度行った事があるのですがほんとに美術館っぽくないところですよね〜
その後のぶらり旅も充実していたご様子でなによりです。
6月で勤めていたところを辞め来月から自宅で仕事をする事にしたのでいつか機会があったらぶらり二人旅でもしたいものですw
Posted by dekoya at 2012年06月09日 16:55
玄関までのアプローチが石畳で紅葉などの風情のある樹木を植えてあったりして、叙情画をメインにした美術館らしいこだわりがあって面白かったです^^
交通のアクセスがあまり良くないのが惜しいですが、その分静かで落ち着いて鑑賞できるので、それはそれで美点なのかもしれませんね。経営的にはアレでしょうけど(^□^;

来月から自営ですか〜 私も自営なので、仕事に支障がない限り平日でも自由に動けるのがイイですね。
面白そうなイベントなどありましたらお気軽にお声かけてください^^
Posted by イヒ太郎 at 2012年06月10日 04:53
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: