大判の頃のムー(第4号)。創刊当時の数号は表紙をSFイラストレーションの巨匠・生頼範義氏が描いていてカッコイイです。とくにこの4号は雑誌のイメージやロゴとの相性、スフィンクスと宇宙船というロマンチックなモチーフが素晴らしく、もっとも美しい「ムー」だと思います。

美術手帳・1966年4月号増刊「イラストレーション」より
ビジュアルメインにテーマごとに構成された号で、画像は第1章「神々と宇宙」から、スマトラの魔術書。

「ダリと本」より
ダリの絵で構成された装丁の不思議な空気感がたまりません。
こういう不思議な感じの本っていいですね。「別世界からふとしたはずみでこの世界に迷いこんだ書物」といった雰囲気がたまりません。

