2019年06月23日

【音楽】エンニオ・モリコーネ & アルマンド・トロヴァヨーリ & ピエロ・ピッチオーニ & etc...(イタリアン・レトロ・グルーヴ vol.3)

エンニオ・モリコーネ、アルマンド・トロヴァヨーリ、ピエロ・ピッチオーニといえばイタリア映画音楽を代表する三巨匠だと思いますが、それぞれに強烈な個性と才能を持った音楽家なので、単純なイメージではくくれない一筋縄でいかない奥の深さがあって探究心をくすぐります。そういうわけで、また引き続きイタリア音楽特集ということで、フェイバリットな曲を挙げながら語ってみたいと思います。

るんるんPiero Piccioni「Per noi due soli」
イタリアン・ラウンジ音楽の代表的な作曲家ピエロ・ピッチオーニ(1921-2004)の曲です。夢の世界に連れていってくれそうな濃密なレトロ感が気持ちいいですね〜

るんるんPiero Piccioni「 In Viaggio Attraverso L'Australia」
一番好きなピエロ・ピッチオーニの曲といえばこの曲です。以前にも音楽テーマの記事で紹介しましたが、イタリア特集ということでまた再掲します。改めて聴いてもやはり傑作ですね!ボサノヴァ調の映画音楽を集めたコンピレーション『Metti Una Bossa A Cena 2』で知った曲で、そのアルバムでの曲名は『Incontro All'aeroporto』で、リンク先もその曲名になってますが、この曲は1971年のイタリア映画『Bello, Onesto, Emigrato, Australia Sposerebbe Compaesana Illibata』のサントラ曲のようで、「In Viaggio Attraverso L'Australia」が正しい曲名のようです。件の「Incontro All'aeroporto」は同サントラの別の曲のタイトルでした。

fax to参考サイト
映画「Bello, onesto, emigrato Australia sposerebbe compaesana illibata」のサントラ(試聴あり)(アマゾン)


るんるんArmando Trovajoli「La Matriarca」
イタリア映画音楽の巨匠アルマンド・トロヴァヨーリ。この人も天才ですね。この曲は映画『女性上位時代(La Matriarca)』のサントラ曲。ムーディーで幻想的なレトロ感が絶品ですね。

るんるんArmando Trovajoli「L'arcidiavolo」
これも以前の記事でも触れた曲ですが、お気に入りイタリアン・ラウンジということで再掲します。ノリのいいグルーヴィーな感じで、ベースがすごくカッコイイ曲ですね〜 ありそうでなさそうな秀逸なフレーズが流石といった感じです。

るんるんArmando Trovajoli「Decisione」
お洒落でムーディーなラブソング。翻訳をかけてみると、恋する乙女の心情を歌った、とくに深い意味の無い歌詞みたいでしたが、イタリア語の情熱的な響きのせいか、ラテンな感じの個性的な雰囲気を感じる曲になってますね。

るんるんRiz Ortolani & Nino Oliviero「Donna Twist」
パンチの効いたファンキーでモンドなイカした逸品です。この曲は1963年のイタリア映画『世界女族物語(せかいじょぞくものがたり La donna nel mondo)』のサントラ曲です。これまたものすごい題名の映画ですね。イタリアの名曲を追っていくと前回触れた「マナ・マナ」の時のようなエグ味のある悪趣味っぽい映画作品のために作られたサントラ曲であるケースがよくあります。イタリア文化のひとつに「ジャッロ(Giallo)」というのがありますが、これは大衆文学や映画などのジャンルで、怪奇、エロ、犯罪、推理、などのキワモノっぽいテーマが特徴です。『サスペリア』のダリオ・アルジェントもジャッロの影響を色濃く反映した監督ですが、そうしたジャンルが一般に受け入れられている特殊な背景が、そのようなイタリアの文化の独特の個性を醸し出しているのかもしれませんね。

メモ参考サイト
「ジャッロ」とは?(ウィキペディア)

るんるんEnnio Morricone「Metti Una Sera A Cena」
イタリア映画にとどまらずハリウッド映画も多く手がけている映画音楽の帝王、エンニオ・モリコーネ(1928〜)。この曲は1969年のイタリア映画『ある夕食のテーブル』のサントラ曲です。モリコーネをはじめて聴いたのが80年代以降のハリウッド映画のサントラだったせいか、あまりイタリアン・ラウンジのテイストを連想させない音楽家の印象があったのですが、60年代あたりのモリコーネのイタリア映画音楽のサントラを聴くと、この曲のようにやはりそこはお洒落なイタリアン・ラウンジ音楽のイメージそのまんまのサウンドで、改めて新鮮な魅力を感じたりしますね。

るんるんEnnio Morricone「Sospiri Da Una Radio Lontana」
1975年のジャン=ポール・ベルモンド主演のフランス映画『恐怖に襲われた街(Peur Sur La Ville)』のサントラ曲。喘ぎ声のようなセクシーな女声が重なりあうセクシーでムーディーな曲ですね。モリコーネのイメージというと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『エクソシスト2』『ニュー・シネマ・パラダイス』『アンタッチャブル』などハリウッド映画のサントラの印象が強いですが、ちゃんとイタリアン・ラウンジな感じの曲も作っていて抽き出しの多さと溢れる才能に感服します。

るんるんEnnio Morricone「Cavallina A Cavallo」
池田満寿夫原作の1979年の日伊合作映画『エーゲ海に捧ぐ』のサントラ曲。コケティッシュな女声ボーカルがキュートな曲ですね。
posted by 八竹彗月 at 04:36| Comment(0) | 音楽
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