2017年02月05日

自作サイコロ「異次元骰子」

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異次元な雰囲気のサイコロのイメージ図。手前のモノはサイコロの目を「目」に置き換えたもの。後ろはお月様ダイスと西夏文字のダイス。西夏文字の 一〜六 を振り当ててます。数字のような多用する文字まで画数が多いので実際に使われていた時代はさぞや面倒だったでしょうね。西夏文字は、平行世界のアジアの文字っぽい異世界感覚があって興味を惹かれます。

こんなサイコロあったら欲しいな〜という感じで、たまにアイデアメモにサイコロの落書きをしてたのですが、実際に作って現物を見たくなったので、とりあえず紙で作れるサイコロを自作してみました。本当は硬質プラスチックで作れたら理想なのですが、素材的にハードルが高いのでとりあえず紙でチャレンジしてみました。

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インクジェット用の厚紙用紙にプリント。紙工作をしてると、いつしか「できるかな」のテーマが脳内で何度もリピートをはじめます。

テーマは「異次元骰子」。異世界の玩具というイメージで作ってみました。夢の中の玩具屋で売られていそうな感じのシュールでちょっとオカルティックな雰囲気を意識しています。

私がよく見る夢で、本屋とか骨董店に入るシチュエーションがあります。そこに並べられている珍妙な本やオブジェに驚喜しているという内容の夢です。夢の中のオブジェですから、実際には存在しないわけですが、目覚めてからそれらの本やオブジェを思い出すと、なるほど非存在の物体らしい独特の珍奇なオーラがあるモノばかりで、起きたときに運良く思い出せたものはなるべくメモするようにしています。

それにしても、現実よりも夢のほうが、自分の予想を超えたモノが出てくるのが不思議ですね。現実は自分以外の力学で動いているようでいて、実際は自分の想定を超えた事象にはなかなか出くわしませんが、夢というのは、自分の脳が生成しているはずなのに、自分の予想を超えたモノがちょくちょく出てくるので面白いです。まさに乱歩の名言「うつし世は夢、よるの夢こそまこと」を実感として感じるのがそういう時です。

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プラスチックで作れたら最高なんですが、紙でもそれなりにシュールな存在感があります。

オカルティズムでは、夢とはアストラル界(現世と霊界の中間くらいにあるとされる世界)にトリップしている状態を断片的に思い出したものである、という説があり、昔は眉唾で聞き流していましたが、精神世界をいろいろ調べていくと、そういう世界は意外にリアルにあるかも?という気がしてきます。そういう不思議な異世界にある珍奇なアンティークショップというのはロマンが尽きないテーマです。

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せっかくなので、上の展開図2枚の高画質バージョン(300ppi)をZIPで固めたものを用意しましたので、作ってみたい方はお試し下さい。ファイルはA4サイズで、1枚に4個の展開図を入れてあるのでムダが少なく経済的!

【一口メモ】
※ 切りとった紙の断面に表面の色と同じ色を色鉛筆かマーカーなどで塗っておくと、組み立てたときに紙の白い断面が見えるのを防げて見栄えがよくなります。
※ 折り曲げるラインをあらかじめ定規の角などで強めになぞっておくと奇麗に折れます。
※ 中を空のまま作ると軽くなりすぎるので小石を少し入れたりなど多少の重みのあるものを中にいれておくと置いた時に安定します。


高画質「異次元骰子」展開図(1MB)ダウンロードはこちら

ここのところはインドの古代思想に興味があっていろいろ調べていて、そのうちインドに関する記事も書きたいとおもっているのですが、調べるほどにこの世は目に見えてるだけの世界ではないことを思い知らされます。ヨーガの思想では例えば「チャクラ」という肉体を超えた次元の身体に具わっているスピリチュアルな器官を想定して、それを前提にチャクラを活性化させるノウハウがありますが、単なる妄想ではなく、実際にチャクラを開発することによって身体能力だけでなくメンタル的にも強靭になっていくことは多くの人が経験している事実ですし、指圧や鍼灸などの中国のツボの概念も後追いで科学的に根拠が証明されましたが、それと同じようにチャクラというのも実際に身体に作用する何らかの根拠があるものだと思います。

なので、ルドルフ・シュタイナーなどが言う人体の複数の層、肉体に重なるように霊的な身体、エーテル体とかアストラル体があるという説も、あながち妄想でもないと思いますし、そうした次元の異なる身体で夜に肉体を抜け出して体験する出来事が「夢」として目覚めた時に断片的に想起されるという話も、もしかしたら本当かもしれません。まぁ信じたほうが楽しそうですしロマンがあります。このところは真偽が分からないものについては面白いほうを取ることにしてます。

エンデの「はてしない物語」に出てくる古書店やハリー・ポッターに出てくる魔法グッズのお店など、別世界にある物体というのは果てしない魅惑を感じます。「千と千尋の神隠し」で、千尋の親は異世界の食堂で、異世界の食べ物を身体に入れてしまったために異世界から出られなくなってしまいますが、これなどは古事記で語られている黄泉戸喫(ヨモツヘグイ)、つまり異界の食べ物を食べてしまうと異界に縛られて脱出できなくなるという霊的な法則を描いているのだと思います。異界のモノは、食べ物に限らず、そこにあるモノはすべて基本的に現世に持ち込めない不可侵のモノです。異界に存在する景色もモノも、ただ見聞することだけが許されているのみですから、古来から魔術師やシャーマンはソコへ行って見聞し、また無事に帰ってきて部族の者に異界で授かってきた智慧をシェアしてきたのでしょう。

メモ参考サイト
黄泉戸喫(ヨモツヘグイ)とは [「日本神話・神社まとめ」様より]

異界を見聞した経験はないですが、もし行けたとしたら多分神話の世界のような古代世界ではないでしょうね。霊的な身体でしか参入できない世界だということは、この世界よりも物理的にも精神的にも自由度が高い世界である可能性が高いですから、現世よりもあらゆる面で発展していると思われます。そうした世界にある古書や骨董はどんな感じのモノなのか?というのを想像してると、とてもわくわくして楽しいです。
posted by 八竹釣月 at 03:37| Comment(0) | 創作
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