
部屋を整理してたら、忘れかけていた紙もののコレクションなどがいろいろ出てきたので、一部を少しご紹介します。時代を超えて残っているこうした古いものを見ていると、自分が生まれる前の知らない時代であるにもかかわらず、ノスタルジックな不思議な気分にさせられます。骨董でも古本でも、今そこに存在するということは、現在まで無数の人々の審美眼によって「美しい」「面白い」というポジティブな評価を受けてきたことの証です。永い時間に淘汰され、捨てられずに生き延びてきたモノたちは、そうした意味でも、新しいものとはまた別の魅力がありますね。




デザインが欧州の絵本っぽいテイストでお洒落ですね。「森永チューレット」は、森永製菓が1956年から1975年にかけて製造・販売していたソフトキャンディ。子供が飲み込んでも大丈夫な、食べられるチューインガムをテーマに開発された商品で、現在のハイチュウの前身となった商品のようです。

「森永チューレット」の裏側。

「サンデーチウインガム」戦前のパッケージデザインは妙な怪しさがあっていいですね。

「サンデーチウインガム」の裏側。




「ちえのわクラブ」というのはラジオ東京(現TBSラジオ)の開局当時、昭和20年代に放送されていた子供向けのクイズ番組のようです。これは、その小冊子。

松島トモ子と並んで当時の人気子役タレントだった小鳩くるみちゃんによる出題ページ。

こちらも当時の児童歌手の滝川正子ちゃんによる出題と、解答ページ。