2016年09月02日

古いブリキ缶

ちょっとした小物入れに昔のお菓子や薬などのブリキ缶などを使ったりしています。実用的な面よりは、部屋にレトロなアクセントを加えてくれる面で活躍してくれています。今回はそうした感じで現役活躍中のブリキ缶のコレクションをいくつかご紹介します。

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「馬印青色ゼンマイ」の缶。蓄音機に使われるゼンマイが入っていた缶のようです。青地に赤いペガサス(天馬)という奇妙な配色がシュール感をいっそう高めています。

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今はとりあえず柘榴石(ガーネット)の原石を入れてます。

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鉱物や化石などを飾っているキャビネットに一緒に置いてみました。

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戦前の「ホドヂン錠」のブリキ缶。虫よけの王≠ニいうキャッチコピーがありますが、以下の広告からわかるとおり、ヤブ蚊などの虫除け剤ではなく、衣類の虫除け剤のようです。

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同上の側面と中。今のところボールペン入れにしてます。

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昭和9年(1934年)の婦人倶楽部の付録の裏表紙に掲載された「ホドヂン錠」の広告。左隅にこの「ホドジン錠」の発売元が書かれていて、「金星商会」とあります。稲垣足穂的な天体ロマンな感じのカッコイイ会社名ですね。

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こちらも戦前の婦人雑誌に掲載れた「ホドヂン錠」の広告。

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ベビーパウダー「シッカロール」の缶。明治39年(1906年)に発売開始された和光堂を代表するロングセラー商品で、パッケージデザインも時代ごとに興味深い変化があってコレクター心をくすぐります。

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同上の側面。中身はそのまんまベビーパウダーを詰め替えて使用しています。

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こちらは紙箱製の「シッカロール」。上の缶とほとんど同じデザインに見えますが、よく見ると婦人の髪型が微妙に異なっています。下記のサイトによればこちらの紙箱は戦前のもので、上のブリキ缶は戦後(昭和20頃)みたいですね。

参考サイト
メモシッカロールの歴史(NTTコム「ニッポン・ロングセラー考 vol.88」)

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森永ミルクキャラメルのお馴染みの伝統的な黄色のデザインですが、ブリキ缶バージョンはちょっと珍しいような気がします。商標登録の文字が逆読みなので戦前のものでしょうね。調べてみたら森永ミルクキャラメルの歴史は明治時代にまで遡るそうで、思ったより古くからある歴史のある商品なんですね〜

参考サイト
メモ森永ミルクキャラメルの歴史

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明治の粉ミルクの缶。少女の絵柄が可愛い。絵の少女の持っているのも同じ缶で、その缶にも同じ少女が描かれ、無限の入れ子構造を想像させます。そうしたちょっとした不思議感も見所です。

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アールデコなデザインの「ビクトリヤ」のブリキ缶。文字が右から左への逆読みでアールデコというと昭和10年前後あたりのものでしょうか。「保温腰衣附」とありますが、どんな商品が入っていたのかちょっと見当がつきません。「ビクトリヤ」というと昔の婦人雑誌の広告で、布製のナプキンなど生理用品の広告を見たことがあるので、そういう系の何らかの婦人用のエチケット用品のたぐいが入っていたのかもしれません。

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同上の側面。凝ったデザインがいい味出してます。

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森永のクッキー詰め合わせ「クララ」の缶。

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同上。側面。

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こちらも薔薇をあしらった砂糖の缶です。

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「NAPOLEON」というブランドのレコード針のケース。

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インド製の固形水彩絵の具セットのようです。フタに描かれたモンドな感じの「見ざる聞かざる言わざる」のイラストが雰囲気だしています。「見ざる聞かざる言わざる」というと、日光東照宮などで知られる「見ザル、聞かザル、言わザル」の「三猿」が思い浮かびます。「見ざる聞かざる言わざる」は、語呂が良いこともあって、いかにも日本発祥だと思い込んでましたが、古代エジプトやアンコールワット遺跡にも見られるモチーフのようで、意外にも外国から伝わったものだそうです。なぜインドの雑貨にこのモチーフが使われているのか気になって調べてみたのですが、いい勉強になりました。
posted by 八竹釣月 at 05:16| Comment(0) | コレクション
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