2016年01月11日

少女科学館

サイエンスな感じの少女画像を古本コレクションから選んでみました。少女と科学という組み合わせは、ミスマッチなようでいて実は本質的に相性が良いようにも思える興味深いテーマです。

160111-kagaku-a01.jpg
『顕微鏡下の世界』辻元修:編 保育社 昭和32年(1957年)
顕微鏡を覗く真面目そうな制服少女の写真が、緑色を基調にしたサイエンスな雰囲気満点のデザインと見事にマッチしていますね。


160111-kagaku-b01.jpg
『科学大観 第7号 人体特集』世界文化社 昭和33年(1958年)
裏表紙の画像。人体模型を興味深そうに眺める少女たちの構図がシュール。


160111-kagaku-b02.jpg

160111-kagaku-b03.jpg

160111-kagaku-b04.jpg
同上の号から、東大医学部の医学標本館を見学する小学生を紹介する記事。標本が並ぶメディカルな怪しい空間は、反楽園的というか、怪しいさかしまの遊園地といった不思議な幻想をかきたてます。

160111-kagaku-c01.jpg
『科学大観 第22号 実験と観察特集』世界文化社 昭和33年(1958年)
理科室で標本箱の整理をする少女たち。標本自体が決まった意図を持って箱の中に整理されたオブジェの群でありますが、そうした意味では、本棚もまた標本的であり、タンスもまた衣類の標本箱であり、パン屋の陳列棚など、街そのものが標本的な意志を感じたりもします。そして、少女と標本、というイメージは、かつて澁澤龍彦が自画自賛した「少女コレクション」のイメージへと繋がっていきます。


「少女コレクション」という秀逸なタイトルを考え出したのは、自慢するわけではないが私である。おそらく、美しい少女ほど、コレクションの対象とするのにふさわしい存在はあるまい、と考えたからだ。蝶のように、貝殻のように、捺花のように、人形のように、可憐な少女をガラス箱のなかにコレクションするのは万人の夢であろう。

160111-kagaku-f01.jpg
澁澤龍彦『人形愛序説』所収「少女コレクション序説」より  第三文明社 昭和49年(1974年)


160111-kagaku-c02.jpg

160111-kagaku-c03.jpg
上下とも『科学大観 第22号 実験と観察特集』世界文化社 昭和33年(1958年)

160111-kagaku-d01.jpg
『科学大観 第23号 人類特集』世界文化社 昭和34年(1959年)裏表紙

160111-kagaku-h01.jpg

160111-kagaku-h02.jpg

160111-kagaku-h03.jpg

160111-kagaku-h04.jpg

160111-kagaku-h05.jpg
以上5点『科学大観 第12号 保健特集』世界文化社 昭和33年(1958年)より

160111-kagaku-i01.jpg
『科学大観 第15号 衣食住特集』世界文化社 昭和33年(1958年)より ラムネの作り方

160111-kagaku-j01.jpg
『6年の科学』学習研究社 昭和40年(1965年)

160111-kagaku-g01.jpg
『科学の教室(上級)12号』学習研究社 昭和36年(1961年) p19

160111-kagaku-e01.jpg
『科学の教室(上級)6号』学習研究社 昭和36年(1961年)

160111-kagaku-e02.jpg
『科学の教室(上級)9号』学習研究社 昭和36年(1961年)

160111-kagaku-e03.jpg
『科学の教室(上級)3号』学習研究社 昭和37年(1962年)
posted by 八竹彗月 at 01:41| Comment(0) | 古本
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: