2020年11月25日

【音楽】ふと聴きたくなった曲集(ストレイキャッツ、リオ・ローマ、ターン・オーバー etc)

ふと聴きたくなった曲をノンジャンルで雑多に選んでみました。



るんるんStray Cats「Rumble in Brighton 」
るんるんStray Cats「Wild Saxophone」
シビれますね〜 ストレイキャッツは老舗の米国のロカビリーバンド。以前はロカビリーというとどうも古くさい≠ニいう先入観があって食わず嫌いだったんですが、改めて聴いてみるとそんなことはなく、ものすごくカッコイイですね。力強いドラムと骨太のベースにシビれます。フリーキーなサックスがかっこいい「Wild Saxophone」は、R&Bのギタリスト、ロイ・モントレル(Roy Montrell 1928-1979)の曲「That Mellow Saxophone」のカバーなんですね。

メモ参考リンク
Roy Montrell 「That Mellow Saxophone」



るんるんTeenCats「Brand New Cadillac」
この曲(1991年)もノリノリのかっこいいロカビリーです。ティーンキャッツは1984年にノルウェーで結成されたロカビリーバンド。この曲の影響なのか、キャデラックっていかにもロカビリー感のある車ですね。この曲のオリジナルはヴィンス・テイラーの「Brand New Cadillac」(1959年)で、ティーンキャッツだけでなく、ストレイ・キャッツやクラッシュなどいろいろな著名バンドがカバーしていて聴き比べるのも楽しいですね。

メモ参考リンク
オリジナル曲
Vince Taylor and His Playboys 「Brand New Cadillac」



るんるんTurnover「Curiosity」
るんるんTurnover「What Got In The Way」
るんるんTurnover「Flicker And Fade」
最近知ったのですがすごくいい感じのバンドですね。Turnoverは2009年に結成されたヴァージニア州のインディーロックバンド。4枚のアルバムを出してますが、どの曲もクオリティが高く、ほとんどハズレ無しな感じで、安定した実力と才能を感じます。



るんるんRio Roma「Te Quiero Mucho」
るんるんRio Roma「Mi persona favorita」
聞こえてくるそばから耳に馴染んでくるような気持ちいいエモーショナルなポップソングです!リオ・ローマは2008年にデビューしたジョセ・ルイス・オルテガ・カストロとラウル・オルテガ・カストロの兄弟によるメキシコのポップデュオ。気持ち良さのツボを突きまくる心地いいメロディに癒されます。なんでメキシコなのにリオとローマ?と一瞬思いましたが、リオ・ローマ(Río Roma)というユニット名は「Oír Amor」(愛を聞く)の逆さ読みからきているようです。面白い洒落っ気ですね。



るんるんTom Waits「Singapore」
西洋人がアジアをテーマにした曲には、アジアっぽさというのを非アジア人が独特のエキゾチシズムとして表現する面白さというか、外から見たアジアのイメージを再確認しているような、不思議な魅力がありますね。トム・ウェイツのこの曲「シンガポール」もそんな感じで、行き場のなくなった主人公があてもなくシンガポールに流れ着いた様を歌っていて、街の暗部を彷徨う雰囲気が怪しくてぞくぞくしてくる曲です。暗黒のカーニバルな感じの、廃墟の遊園地に流れてるとハマりそうな、ガレージ感のある奇妙なリズム感がたまりません。今やシンガポールといえばGDPも世界2位の世界で最も発展している国のひとつですから、実際はこの曲のような怪し気なイメージはもうないように思いますが、ともあれ西洋人が異国の言葉が渦巻く猥雑で活気のある異世界に迷っている感じがうまく表現された曲だと思います。



るんるんMurray Head「One Night In Bangkok」
80年代のヒット曲「ワン・ナイト・イン・バンコク」です。西洋人がアジアをテーマにした曲というと、細野さんのカバーでも知られる「香港ブルース」やあがた森魚さんのカバーした「上海リル」など思い出されますが、この「ワン・ナイト・イン・バンコク」もエキゾチックで奇妙なテイストの曲です。時代を感じさせるシンセのアレンジも妙にハマっていて味がありますね。



るんるんJean Pierre Mirouze「Sexopolis」
フランスとデンマーク合作のエッチな映画『集団結婚(Le Mariage Collectif)』(1971年)のサウンドトラックのようですが、音楽はすごくファンキーでアーティスティックな感じですね〜 フリーキーなオルガンのサイケ感がたまりません。欧州の60〜70年代のポルノやホラー系のキッチュな映画のサントラってなにげに掘り出し物の名盤が多いイメージがありますね。話は変わり余談ですが、日本の漫画文化は表舞台のジャンプやマガジンだけが支えてきたわけではなく、ガロやCOMなどのマイナー誌がその表現の可能性の裾野を広げていった部分も大きいと思ってます。しかし、そうしたマイナー誌出身の漫画家は発表の場が少ないので、おのずとエロ劇画誌に流れていき、そのせいか70〜80年代のエロ漫画はやたらアートがかった先鋭的な作品を生み出してきました。当時のアートなエロ漫画家というと思いつくだけでも、いつきたかし、宮西計三、ひさうちみちお、丸尾末広、蛭子能収、坐磨屋ミロ(ざまやみろ)、牧村みき、吉田光彦などなど、錚々たる顔ぶれが並びます。独創性のある個性的な作家がエロ漫画を描いていたのは、当時のエロ雑誌は裸や性行為の描写があれば物語の内容は作者の自由というアバウトな編集が主だったためだといわれてますが、こうした事情が日本の漫画表現の層を厚くしてきたのでしょうね。欧州の60〜70年代の音楽が、ポルノやホラーのような色モノ系のジャンルに掘り出し物が多いのも、おそらくそうした日本漫画の事情と似たところがありそうですね。たんなる想像ですが。



るんるんThe Holy Mackerel「The Golden Ghost of Love」
るんるんThe Holy Mackerel「Wildflowers」
るんるんThe Holy Mackerel 「The Lady Is Waiting」
ブルーグラスな感じとフォークなテイストとサイケ感の入り交じったユニークでノスタルジックなテイストがいいですね。ホーリー・マッカレルは1968年に結成し同年に解散したアメリカのロックバンド。活動期間が短命なのは、人間関係のもつれとか?と思って調べてみたら、どうもそういうことではなく、このバンドがすでに活動中だった複数のバンド(ジェファーソン・エアプレインなど)のメンバーが集まって結成したセッションバンドであることが理由のようですね。バンド名をタイトルに冠した唯一のアルバムは、粒ぞろいで名曲の多いなかなかの傑作です。

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posted by 八竹彗月 at 00:23| Comment(5) | 音楽